性欲があるのは男性だけではありません。
人間の三大欲求は「食欲」「睡眠欲」「性欲」ですよね。女の子だって人間です(笑)
でも、女の子の性欲は男性と違ってムラがあるんです。
男性の場合は「視覚」によって性欲が高まることが多いですよね。例えば胸の谷間が見えたときや、ミニスカートで脚を組み替えて見えるか見えないかの時なんか。
あとは女の子の胸が腕に触れたり、シャンプーの匂いがふわっとしたときなど。五感によるものが多いと思います。
でも、女の子のムラムラは、女の子のからだと密接な関係があるんです。
女の子がムラムラするのはいつなのか、性欲が高まる時期はあるのか探ってみましょう。
女子の性欲のメカニズム
女の子の性欲は、からだと密接な関係があります。
女の子のからだはとてもデリケート。まずは、女の子の性欲のメカニズムについてちょっと見てみましょう。
女の子の性欲は男性ホルモンによって変化する
女の子の性欲に一番影響するのは「テストステロン」と「エストロゲン」というホルモンです。
「テストステロン」は男性ホルモンの一種で、男性の場合多くは精巣で作られます。
テストステロンは、生殖機能の向上、筋肉量の増加、骨格形成、体毛を生やすなどの役割があります。
女の子にも男性の10~20分の1程度分泌されていて、テストステロンの分泌が多いと、性欲が強いといえます。
女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」の影響
エストロゲン(卵胞ホルモン)は、妊娠しやすいからだを作るほか、性欲を高める働きもあります。
女の子の丸みを帯びたからだのフォルムは、エストロゲンの働きによるものです。
プロゲステロン(黄体ホルモン)は、受精卵が着床しやすくなるよう働いたり、妊娠を安全に継続させる働きなど、子宮内の状態を整える作用があり、性欲を抑える働きがあります。
この2つのバランスが保たれていると、規則正しい周期で生理が起こります。
女の子の性欲と生理には密接な関係が!
女の子の性欲はホルモンと密接な関係があることがわかりました。
このホルモンの変化は「生理」として現れます。
一般的に性欲が最も強くなる時期がいつなのか、見てみましょう。
生理中:性欲はやや低め
エストロゲン・プロゲステロンの分泌は少なめな時期なので、性欲もやや低めです。
でも生理中はストレスが溜まりやすい時期でもあるので、ちょっとした引きがねでムラムラすることもあります。
生理後~排卵前:性欲が高まっていく
エストロゲンの分泌が増えて性欲がどんどん高まります。
妊娠に備えてエストロゲンの分泌が急増、ムラムラして当然の時期です。
排卵日:性欲MAX
生理が始まってから約14日目の排卵日で、性欲はピークを迎えます。
女性として最も魅力がある時、フェロモンがガンガン出る時期ですね。
排卵後~生理前:性欲が減少していく
エストロゲンの分泌が減少して、プロゲステロンの分泌が増えてきます。性欲がだんだん減少してくる時期です。
この時期は性感も弱まっているので、ポルチオ性感帯でイクことが難しくなります。
年齢による性欲のピークって本当にあるの?
「30させ頃40し盛り」という格言があるように、女性の性欲のピークは40代にあります。
この性欲のピークもホルモンバランスによるものです。
男性の性欲のピークはイケイケな時期
男性の性欲って、一生あるように思えますけど、一応ピークがあります(笑)
男性の場合は、10代後半から20代前半にかけてテストステロンの分泌量がピークを迎えます。
その頃が性欲のピークと言ってもいいでしょう。
20代後半からテストステロンの分泌は次第に減少していきます。
男性の脳内の性欲を司る部位は、女性の2倍あるんですって。
女性の性欲のピークは上り坂?
女性の場合も、テストステロンの分泌は10代~20代にかけてピークを迎え、40歳頃までは一定の量の分泌が続きます。
エストロゲンの分泌が多いのは20代半ば~30代前半、40歳を過ぎたあたりから減少し始め、40代後半で急激に減少します。
エストロゲンの減少に伴って、性欲を抑える働きがあるプロゲステロンも減少します。
女性は30代を過ぎると性へ開放的になる?!
一般的に10代、20代はセックスの経験がまだ少ないことが多いですよね。
セックスに対して不安や恐怖があったり、緊張したりしてセックスを楽しむことができないこともあります。
30歳を過ぎて経験が増えてセックスに慣れると、より感じられるからだになっている場合が多いですね。
それによってセックスに開放的になり、性欲が高まっていくのではないかと言われています。30過ぎた人妻がエロいってよく聞きませんか?
それは、ホルモンの効果と共に、セックスへの慣れが関係しているのかもしれませんね。
女の子の場合、基本的に精神的にリラックスした状態でないと感じないので、セックスに慣れるというのが感じるからだの前提なんですね。
でもまぁこれは、あくまでも一般論。
性感帯の開発に興味があったり、自分のからだを良く知れば、10代だって20代だって気持ちよくなれます。
妊娠・出産・授乳が性欲へ与える影響ってある?
妊娠中は女性ホルモンのエストロゲンが増加しますが、妊娠の継続を助ける働きがあるプロゲステロンも増加します。
プロゲステロンは性欲を抑える働きがあるので、エストロゲンの働きを抑え、妊娠中は性欲が減少していくことになります。
産後は最大限まで高まっていたエストロゲンが急激に減少して、プロラクチンという排卵を抑制して母乳の分泌を促すホルモンが分泌されるようになります。
このプロラクチンは性欲を抑える働きがあります。
産後はホルモンバランスが急激に変化するため、精神的に辛い時期でもあります。夜間の授乳や赤ちゃんのお世話で体力も消耗、そのような環境も性欲を抑える要因になります。
男と女はすれ違い 男女の性欲のピーク差
ホルモンの分泌を見ても、男性と女性の性欲のピークは異なります。
男性がガツガツセックスしたい10代~20代前半、女の子はまだセックスを気持ちいいと感じることができない場合が多いですよね。
女の子がセックスを気持ちいいと感じるようになった30代、男性は仕事などの疲れでセックスも多少食傷気味。
さて、どうすればお互いがハッピーになれるんでしょうか?
私だけ?セックスしたいのに彼は・・・
性欲が高まっても、女の子は自分からセックスしたいってなかなか言えないものです。
彼氏とのセックスがマンネリになっているなら、なおさらです。
女の子は前戯で気持ちが高まることで、からだが敏感になり挿入時の快感を得ることができます。1度のセックスで満足できないことも。
彼氏との性欲の差が大きいと不満や寂しさが募り、自分の性欲が間違っているもの、良くないものだと思ってしまうのかもしれません。
「自分の性欲を抑えないといけない」という悩みが出てきてしまいますね。
女の子が性欲を抑えられないのは、はしたないこと、恥ずかしいことと見られがちです。
なので、毎回自分からエッチに誘ったり、抑えられない性欲を彼氏に見せてしまっては「嫌われるんじゃないか」って思ってしまうのは当然です。
性欲を解消するにはどうしたら?!
パートナーとの性欲のタイミングが合わない場合って、よくあることですね。
そんな時、一番セックスするのにいいタイミングは排卵日前です。性欲が高まるこの時期のセックスは、女の子の心とからだを満たすことができます。
この時期に濃厚なエッチをしておけば、後はその余韻で一人エッチして発散できます。
どうしても性欲が高まって抑えられないときは、自分の性感帯を開発するのにエネルギーを使ってみるのもオススメです。
ムラムラしているときは、性感帯も敏感になっています。このチャンスを活かして新しい性感帯を開発、魅力的なからだになっていけば、パートナーとのセックスをもっと楽しめますね。
まとめ:女の子の性欲が高まる時期っていつ?!
女の子のからだは常にホルモンに影響されています。
今回ご紹介した性欲ピークの時期は、あくまでも一般的に言われていることで、個人差は大きいです。
生理前や生理中に性欲が高まることもありますし、妊娠中だって性欲がないわけではありません。
体調や精神状態の影響もありますし、女の子のからだは本当にデリケートにできています。
性欲が高まっているときは、性感帯も敏感になっています。敏感な時期を上手に使って、性感帯開発や性欲を発散させることがオススメですね。
性欲が高まることは誰にでもあること。抑えてストレスを溜めないように、一人エッチも含めてうまく発散させてくださいね。
外イキだけで中イキしたことないなら、断然オススメ!